CV-FormLink
v0.80

ヘルプ(全体像と役割別ガイド)

このページは、CV‑FormLink の 「全体の流れ」と「役割ごとの使い方」をまとめたヘルプです。
取引先管理者・点検者それぞれの視点から、「どの画面で何をすればいいのか」をざっくり把握できます。

1. このシステムの目的

2. 役割と画面の対応関係

2-1. 主な役割(ロール)

2-2. 各画面のざっくりした役割

3. 点検者向け:最短 3 ステップガイド

詳細は 「マニュアル」 ページに記載があります。ここでは最短の流れだけまとめます。

  1. フォーム URL / QR を開く
    • 管理者から共有されたリンク・QR からアクセスします。
    • 画面のタイトルに対象建物名が表示されているか確認します。
  2. 上から順にページを進め、必須項目(*)をすべて入力する
    • basic ページで 点検日, ReportSheet(タブ名), 点検者名 を必ず確認してください。
    • セクションページでは、「*」付き項目はすべて入力します。 プルダウン項目は、 異常がある場合のみ選択します。
  3. 最終確認 → 報告書作成 → 完了画面のリンクを確認
    • review ページで内容を確認し、「報告書作成 →」を押します。
    • 完了画面で 30〜35秒ほど待つと、AI が関わる自動処理が終わり、 報告書リンクが表示されます。

※注意:「報告書作成 →」を押したあとにブラウザを閉じたり、戻るボタンを連打しないでください。

4. 管理者向け:建物ごとの準備と運用

4-1. 建物用フォームの読込と対象外設定

/user-builder 画面から、建物用フォームを読み込んで調整します。

  1. 「建物用フォームを読み込む」で対象の建物フォルダを選択し、「読込」を押します。
  2. 読み込んだフォームの構成が、左側のセクション一覧として表示されます。
  3. 「対象外(非適用)設定」で、表示しないセクションや項目をオン/オフで切り替えます。
    • 緑=表示中、赤=非表示(対象外)です。
    • 「対象外」にした項目は、フォーム上では非表示になり、報告書でも枠ごと削除されます。

※よくあるミス:本来必要な項目まで対象外にしてしまうと、報告書上に欄が出ません。 テスト用の建物で一度プレビュー・試験入力しておくと安全です。

4-2. 建物フォルダ作成 + フォーム URL / QR の発行

ユーザービルダー下部の「建物フォルダ作成とURL発行」で、建物ごとのフォルダとフォーム URL / QR を生成します。

  1. 建物名を入力(例:テストA)。正式名称で統一してください。
  2. 建物フォルダ作成 + URL発行」ボタンを押します。
  3. AI を含むバックエンド処理 + Power Automate フローが起動し、OneDrive 上に建物フォルダ + 雛形フォームを作成します。
  4. 下部のステータス枠にて、進捗バー・フォームURL・QRコードが表示されます。

運用ポイント:

4-3. フォーム内容を変更したいとき

5. 報告書ファイルの保管とおすすめ運用

報告書の正式な保管場所については、次のような運用をおすすめします。

  1. OneDrive /reports フォルダを「正式版」とする
    • 02_Cliants/FirstService 配下の<user>_<seq>_<bldg>/reports を公式の保管場所とします。
    • 管理者はこのフォルダを基準に、最新の報告書を参照するようにします。
  2. 共有リンクで点検者・確認者へ配布
    • フローで匿名閲覧リンク(view)を発行し、完了画面に表示します。
    • 必要に応じて、報告書の URL をメールや Teams のチャネルに貼り付けても構いません。
  3. 自社のファイルサーバへコピーする場合
    • 必要に応じて、正式版を社内の別ストレージへ定期コピーする運用も検討できます。
    • その場合でも、「元データは OneDrive の reports」と決めておくと整理しやすくなります。

6. トラブルシューティング(管理者向け)

7. システム担当・サポートに連絡するときに伝える情報

システム担当や外部サポートに調査を依頼する場合、次の情報があると非常に助かります。

このヘルプでカバーしきれていないケースや、運用ルールの相談が必要な場合は、
「どの建物で・いつ・どのような操作をしたか」を整理してからお問い合わせいただくとスムーズです。
裏側では AI が自動処理を支えていますが、最終的な運用判断は現場と管理者の役割です。